琵琶湖を代表する豊かな自然の中で育てられた近江牛は、元々は農耕に使われていた但馬系の牛がそのルーツです。清冽な水や栄養バランスに配慮された飼料で育まれたその肉質は霜降り度合が高く、特有の香りと肉の柔らかさが特徴で、多くの方々から高い評価をいただいています。
きめ細かいほど美味しいと言われ、
近江牛はそのきめが細かいのが特徴です。
輸送中に牛の体重が減らず(目減り)、
水分の蒸発による枝肉の量が
減少しない(水引)のことをいいます。
肉と脂肪との入り混じりを「サシ」といい、
近江牛には全体的に細かいサシがはいっています。
良い脂肪とはツヤがあり、
適度に粘りのあるものです。
最高の肥育技術と手間暇かけて育てられることによる、
繊細な旨味と脂身が近江牛の特徴です。
滋賀県・琵琶湖畔の豊かな自然で育った近江牛は、
きめ細かい滑らかな肉質、しつこさのない甘い脂、
芳醇な香りを持ち合わせています。
また、オレイン酸を多く含む和牛肉は
脂がやわらかくなめらかでおいしいとされていますが、
中でもオレイン酸が豊富で、脂の溶け出す温度が低く、
さっと炙って岩塩をふるだけで口の中で芳醇な味がします。